Sapporo*north2 AWARD 2016
●Sapporo*north2 AWARD 2016について
創造性を活かして産業振興や地域の活性化を図り、さまざまな都市課題の解決につなげる"創造都市さっぽろ"。
チ・カ・ホ(札幌駅前通地下歩行空間)の北2条広場メディア空間「Sapporo-north2」は、その発信拠点として「みんなが参加」「みんなで創る」日本初のCGM型公共サイネージ空間です。
空間の開設から、年間を通して配信された番組コンテントの中から優秀な作品を表彰、併せてテーマを設けて映像作品・写真作品をそれぞれ募集。優秀な作品を発表・表彰する「Sapporo*north2 AWARD」を毎年開催して参りました。
空間の開設から6年目を迎える2017年3月、2016年度を通して配信された番組コンテントの中から優秀な作品を表彰いたしました。
Sapporo*north2 AWARD 2016 作品紹介
【審査員 受賞作品コメント】
- 小島達子(フリーランス グラフィックデザイナー)
- 最優秀賞:デジタルサンタとアナログサンタ
色と動きが楽しくてワクワク。
デジタルとアナログという発想にニヤニヤ。
サンタのキャラクターや、その動きの対比が楽しかったです。目に楽しいのは大事ですね。
鮮やかな赤と緑の色使いと、サンタが画面一杯に飛び回る元気さが楽しくて、温かくて、チ・カ・ホを歩いていたらきっと足をとめてしまうだろう、そんな作品でした。
- 優秀賞:サンタグラム
Instagramという人気アプリのロゴに似せた「santagram」という文字からキャッチーでオシャレな印象を与えられ、なんだろう、新しいコンテンツが出来たのかな?と(笑)つい見てしまいました。
もう少し長く見てみたかったです。
2面で1組というのが少しもったいなかったかな?というのはありましたが、とても好みな作品でした。
- 小山昌利(広場指定管理者 札幌駅前通まちづくり㈱所属)
- 優秀賞:めだまやきくん
(縦型6面のサイネージやN2スライドという)Sapporo*north2のシステム、機能をうまく使いながら動画的に作られているほか、「かくれんぼ」という内容も、このサイネージの前で親子が楽しんでいる様子が目に浮かぶようで、微笑ましく感じた。
- 中村敦哉(札幌市まちづくり政策局政策企画部ICT戦略・創造都市推進担当課長)
- 優秀賞:箱庭地下庭園
ディスプレイが窓のようになり、植物や空などの自然の風景が見えると、それに関連した音声が超指向性スピーカーから聞こえるなど、北2条広場の特徴をよく理解し、作品表現に生かしている部分を評価した。写真のスライドショーが切り替わるタイミングも心地良く、チ・カ・ホの通行客が足を止めて見てみたくなる作品だと感じた。
Sapporo*north2 AWARD 2016 表彰式
Sapporo*north2 AWARD 2016 企画紹介
- 対象作品:2016年2月6日~2017年2月23日の期間、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ) 北2条広場メディア空間"Sapporo-north2"にて配信を開始、及び同期間中に配信内容を更新した「番組」コンテント
- 対象作品数:57番組
- 審査:チ・カ・ホ北2条広場メディア空間"Sapporo-north2"にて、小島達子・小山昌利・中村敦哉(いずれも敬称略)の3名の有識者を審査員とし審査を実施。
※対象作品多数の為、予備審査も実施
- 審査項目:アイディア力/表現力/空間表現(空間のコンセプト・特徴・機能の活用)/波及効果(番組提供者以外からの番組への参加度合い)/自由点
- 賞(賞金):最優秀賞 1点(5万円)、優秀賞 3点(1万円)
- 審査員紹介
・小島 達子(こじまたつこ)
グラフィックデザイナー(フリーランス)
1972年北海道札幌市生まれ
女子美術短期大学 造形科 グラフィックデザイン専攻卒業
1994年より札幌のデザイン会社にて、広告チラシ・パンフレット・ポスターなど紙媒体を主としたデザインやパッケージデザイン・アニメーション制作・絵コンテ制作などを手掛ける。
現在は、「tatt」という屋号でフリーランスで活動。
札幌の広告代理店内にて、ママ向け子育て情報誌の誌面デザインのほか、北海道内の美術館の看板・ディスプレイデザイン、演劇やダンス公演のチラシ・ポスターデザインなどの案件を主に手掛けている。
北海道演劇宣伝美術賞「らてるね賞」優秀賞を3度にわたり受賞。
・小山 昌利(こやままさとし)
札幌駅前通まちづくり株式会社 営業・管理グループ長。
・中村 敦哉(なかむらあつや)
札幌市まちづくり政策局政策企画部ICT戦略・創造都市推進担当課長